屋根の火災保険修理

経年劣化するもの、しないもの

2018年04月16日 10時56分

火災保険を利用して屋根を修理する場合、絶対に風災でなければなりません。建物というものは、時が経てば劣化していきます。そしていつかは寿命が来るわけですが、経年劣化したものを火災保険で直すことはできません。
 
たとえば風災により雨漏りの被害が出たとします。屋根にはその他に経年劣化が原因の傷みがありましたが、火災保険が適用されるのは、あくまでも風災による雨漏り被害であり、経年劣化箇所を直すための保険金は下りません。
 
しかし、この「風災」を判断するのは、保険会社が派遣する「損害鑑定人」です。彼らの判断により、保険金が適用されるのか、されないのかが決まるのです。
 
 
経年劣化するもの
スレートや金属の屋根材は経年劣化します。単純に経年劣化によりスレートの屋根材にひびが入っているとしましょう。この場合はオーナーが自費で屋根材を修理する必要があります。
 
しかし、そのひびが入った屋根材が、突風の影響でめくれ上がってしまったというケースであれば、それは風災です。経年劣化であるのか、それとも風災であるのかは、損害鑑定人の目による判断となります。損害鑑定人が間違った判断を下すこともありますので、「経年劣化」についての知識を備えておくことは重要です。
 
経年劣化しないもの
スレートや金属の屋根材は経年劣化しますが、瓦は建築業界では、経年劣化しないものと考えられています。もしも瓦の不具合を経年劣化と判断する損害鑑定人に出会った場合は、間違った判断である可能性が高いと言えるでしょう。