屋根の火災保険修理

火災保険の適用について

2018年04月16日 10時58分

火災保険による修理ができたケース、できなかったケースを以下にご紹介します。
 

火災保険が適用されたケース

台風による大雨のため雨樋がこわれた
建物の雨樋が、大量の雨により破損し、雨漏りが発生したケース。風災による保障です。
 
台風の暴風により、棟板金が浮き上がってしまった
屋根の中心部分で屋根材を止めている金属部品が棟板金です。この棟板金が浮いたりずれたりすると、そこから雨水が浸入して雨漏りの原因となることがあります。こちらも風災が適用された例になります。
 
強風による飛来物で漆喰部分が破損した
日本家屋によく使われるしっくいは、瓦の固定や隙間を埋める等の目的で使われます。その漆喰部分に、風で飛ばされてきた大きな枝などがぶつかり、破損したケースです。
 
雪の重さで雨樋が曲がってしまった
大雪のため、雨樋が雪の重さに耐えられずに曲がってしまったケースです。曲がってしまったことから、雨樋が水の導線の役割をうまく果たせなくなってしまいましたが、雪災保障でカバーできた例になります。
 

火災保険による修理ができなかったケース

雨漏りが発生していましたが、直接的な原因は風災ではなく、経年劣化と判断されました。経年劣化は火災保険の適用外です。
 
増築後に発生した雨漏りを火災保険で直そうとした
増築後に発生した雨漏りを火災保険で直そうとしても、どう考えてもカバーの範囲内ではないでしょう。リフォーム保険に加入していれば、保障の範囲内かもしれません。
 
新築時から発生している雨漏りを火災保険で直そうとした
増築時同様、火災保険のカバーする範囲内ではないでしょう。瑕疵(かし)保証が適用される可能性はあります。
 

火災保険の申請方法

申請の準備
屋根の不具合箇所を、信頼できる屋根業者にチェックしてもらい、修理にかかる費用の見積もりを出してもらいます。何軒かの業者に見積もりを出してもらい、比較してもいいでしょう。
 
保険の申請書類を用意する
保険の申請は、まず申請書類を準備することから始まります。保険会社に連絡して申請書類を手に入れます。申請に必要なのは
 
  • 保険金請求書(施主)
  • 修理費見積書(業者)
  • 事故状況報告書(施主)
  • 損害を受けた場所の写真(業者)
 
です。
 
保険金の請求書と事故状況の報告書は施主が記入しますが、見積もりを行う業者と相談しながら記入しましょう。
すべての書類がそろったら、保険会社に提出します。
 
損害鑑定人による現地調査
書類の提出が終わると、第三者の鑑定人による損害を受けた場所の調査となります。この損害鑑定人は、保険会社の依頼により調査を行いますので、調査にかかる費用についても保険会社もちになります。ここで損害を受けた場所が風災によるものだと判断されれば、火災保険を利用しての修理が可能になります。